自作浮きに必要な道具
ここの所本職がめちゃくちゃ忙しく、やっと終わりが見えてきました。
で、そんな時メールチェックをしていたら自作浮きに関するお問い合わせがございましたので、最近更新が滞りがちでしたのでついでとばかり掲載させていただきますf^^;
お問い合わせを頂いたのは、浮きを自作するのに必要な道具と金額が知りたいと言うお問い合わせでした。
お問い合わせくださったSさんにお教えするついでに、これから自分で浮きを作ってみようかとお思いの方のご参考になればと。
ワシが作った浮きも、誰かに教えてもらったわけではなく試行錯誤で適当に作っているものですので、もっと効率良く質も良く出来る作り方が有るかもしれませんので、あくまでも参考ってことでヨロシクデスf^^;
ウエイト用
- 投げ釣り用の錘・又は鉛=30号ぐらいの錘が使いやすい(溶かしやすい)です。(1Kgで700円位)
- AZ エーゼット シリコーンスプレー イエロー 420ml=錘を剥がすために使います(164円)
- 木片=錘の型として使います(100円)
- カセットガストーチバーナー(1931円)
- ウォーターポンプガスプライヤー(1524 円)
- 強力ニッパー(1467円)
- ステンレス棒3mm 5本セット(648円)
成型用
- 旋盤=ワシはミニ木工旋盤ROKUROミニってのを使ってますが、現在生産終了で上位機種の卓上型木工旋盤ROKURO YH-200ってのしかないみたいです。
又は12000円程度でプロクソン ミニウッドレースというのも有りますが使った事が無いのでわかりません - バイス=木工用の専用バイスでなくても、彫刻刀 5本組セット(1,069円)で十分です。
- 砥石=切れ味を保つために必須!上の彫刻等セットにも入ってますがシャプトンセラミック砥石 刃の黒幕グリーン#2000辺りが有ったほうが良いと思います。(3066円)
- ドリル=最低10mmと3mmの2本が必要です。2本で600円ぐらいかな
- ドリルチャック=使用する旋盤により違いますが必須です
- 瞬間接着剤=100均で十分です
- 両面テープ=これも100均で十分です
- 耐水サンドペーパー=#320、#600、#1000の3種類を数枚ずつ有ればよいです。(1枚50円弱かな)
- デジタルノギス (150mm)(2268円)
正確に測る必要が無いなら無くても良いです。 - 粉塵ゴーグル(2098円)
- 高性能の使い捨てマスク50枚セット(318円)
普通の防塵マスクの方が良いかもしれませんがこれで十分です。
塗装
エアブラシはトリガータイプの方が疲れないです。また、塗装中の目詰まりを考慮してダブルアクションの方が良いです
仕上げ用
- エーワン A-One 転写シール 透明タイプ ノーカット はがきサイズ(540円)
- OLFA アートナイフプロ157B (1425円)
- キザクラSICリング3.0Φ 6個入り(1046円)
- 塩ビパイプ(釣具屋さんで売ってると思います)
- 接着剤(2液性のエポキシか3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途がお勧めです)
ザックリ上げるとこれだけ必要になります。
ここまでの金額で凡そ95,000円
その他エアコンプレッサーの性能と使用頻度によってはエアブラシから水が出てしまう場合があるので(湿気が多いときはコンプレッサーに溜まった水が出てしまうので)ドレン&ダストキャッチャーIIなども必要ですし、エアブラシスタンドもほしくなると思います。
エアブラシで塗装せずにハケ塗りすれば費用はかなり抑えられます。(4万円程浮きます)
しかしハケ塗りは慣れないと筆跡がつきやすいので納得できる仕上がりになるかは作り手次第かと。
最後にドブ漬けすれば表面は若干きれいになると思いますが・・・
他に小物をそろえたり消耗品を考えるとエアブラシ塗装の場合軽く10万円は超えますので、市販の浮きを購入したほうが断然安いですw
自作しても原価だけで1個あたり700円ぐらいになっちゃうんじゃないかな。
これに自分の人件費も入れたら1個単価数千円になっちゃいますw
手作りの名人浮きが高いのも納得できますねぇ~
まぁ、この手の作り物って自己満足の世界ですからね!
自分で作った浮きで思う存分釣りをするってのはかなり楽しい事です。
ワシ自身も自分で作った浮きで始めて釣ったときはものすごく嬉しかったことを覚えてます。
そのときは円錐浮きじゃなくて棒浮きでしたので、今よりもかなり安く出来ましたけど・・・
ま、そう言うのもひっくるめて釣りという遊びなので、思う存分納得がいくまで頑張ってください!
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