自作円錐浮きの作り方-その4 パイプ・SICリング入れ
いよいよ自作円錐浮きの最終段階!
今回は芯材に塩ビパイプを入れ、ライン(道糸)に傷が付かないように、SICリングを挿入します。
ちなみに画像一番左のパッケージングされている浮きは、ワシの所属する変人磯倶楽部の釣り大会の景品として作成した物です。
パッと見た感じ、売り物みたいに見えるでしょ?(笑)
てな訳で、パイプとSICリングの挿入です。
使用するもの
OLFA アートナイフプロ157B 、塩ビパイプ(外径Φ3、内径Φ1.6)、爪楊枝、SICリング(外径Φ2.6、内径Φ1.6)、3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明
今回たまたま家に有ったのでプレミアムゴールドスーパー多用途ホワイトを使用していますが、新たに購入するなら透明タイプの3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明の方が良いと思います。
SICリングはロットロットさんで購入したキザクラのSICリング(外径Φ2.6、内径Φ1.6)です。
外径Φ3の購入も考えたのですが、使用する塩ビパイプの内径がΦ1.6なので、内径に段差が出来てしまうと道糸を通す時引っかかってしまうのでキザクラのSICリング(外径Φ2.6、内径Φ1.6)を購入しました。
塩ビパイプの挿入
塩ビパイプを挿入するには、SICリングの厚みを考慮して先ずはカットしなければいけません。
先ずはカットしていない塩ビパイプを浮きに挿入し、もう片方にSICリングを2個爪楊枝に通しておきます。
爪楊枝に通したSICリングを円錐浮きに入れて、浮きの面ギリギリになるように塩ビパイプを押し込んで、塩ビパイプの長さを決めます。
塩ビパイプをカットする
塩ビパイプの長さが決まったら、ずれないようにOLFA アートナイフプロ157B などを使って塩ビパイプをカットします。
浮きに刃物を当てたままカットすると、せっかくきれいに仕上げた浮きに傷が付いてしまう場合があるので、ある程度塩ビパイプにOLFA アートナイフプロ157B で傷を付けて目印を作ったら、塩ビパイプを浮きから抜いてカットします。
塩ビパイプの接着
カットした塩ビパイプに3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明を薄く塗ります。
爪楊枝を使うと、薄くきれいに塗ることができます。
接着剤を塗った塩ビパイプを浮きに挿入します。
一気に全てを挿入すると、接着剤がはみ出て穴を塞いでしまうので、5mm程度残した所で一旦挿入を止め、はみ出た接着剤を軽くふき取ってから最後まで挿入します。
SICリングの挿入
爪楊枝にSICリングを1個通し、塩ビパイプをSICリングの厚さ分押し戻してやります。
SICの厚さ分を押し戻した隙間に、穴を塞がないように爪楊枝で3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明を塗ります。
爪楊枝に通したSICリングに、爪楊枝の先で接着剤を付け過ぎないように付けます。
接着剤を付けたSICリングを、画像のように浮きに挿入し、余分にはみ出た接着剤はふき取ってやります。
反対側も同じように取り付け、接着剤が完全に硬化したら、接着剤の白くなった部分を着色すれば完成です。
今回はスコッチ 超強力接着剤 ホワイト プレミアゴールド スーパー多用途を使用していますが、新たに購入するなら透明タイプの3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明を使えば硬化後は透明になるので着色する必要は無いかも?
ちなみにこの接着剤は、完全硬化に2~3日かかります。
自作円錐浮きの完成
他にも色々と作り方は有ると思いますが、今回使用している塗料や材料はかなり良いと思います。
SICリングの接着も、3M 超強力接着剤プレミアゴールドスーパー多用途 透明は硬化後もゴムのような弾力が有り、瞬間接着剤で接着するよりも強度に優れている気がします。
まぁ、その辺りはお好みで♪
自分で作った浮きで大物を釣るのもかなりオモシロいですよ!
自己満足にしか過ぎませんが、釣りってそう言う遊びだよね?(笑)
エアブラシでの塗装工程から仕上げまでをビデオで撮ってみました。
パイプを入れる工程は一番最後に収録しましたのでご参考まで。
(ビデオではSICリングは入れていません)
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