ヒラマサのルアー仕掛け(3Dジグヘッド+ワーム)
堤防などからヒラマサの70cmクラスまでをルアーロッドで狙う仕掛けです。
常磐方面ではかなりの実績があります。
また、このタックルは、ショアからのイナダや小型のカンパチ等も狙えるオールマイティーな仕掛けになります。
タックルの概要(ジグヘッド)
使用するジグヘッドは、エコギア 3Dジグヘッド #3/0 (21g)です。
50cm未満の固体の場合は1/2oz(14グラム)を使いますが、3/4oz(21グラム)を基準として使用します。
ジグヘッドとリーダーは、オーナー針スプリットリングハイパーワイヤー P?12 #7 80lbとオーナー ソリッドリング P?14 4mmで結合します。
スナップ付きサルカン等を使用すると、ヒラマサの引きに耐え切れずスナップの部分が延びてバラス事になります。
スナップサルカン等を使うぐらいなら、多少動きが悪くなってもリーダー直結の方がマシです。
ソフトルアー(ワーム)
好みもあるかと思いますが、経験上エコギア ミノー 5-1/2 115 パール/スモークシルバーが一番食いが良い気がします。
エコギア 3Dジグヘッド #3/0 (21g)への取り付けは、出来るだけ真っ直ぐになるように取り付けます。
曲がっていたり水平が合ってなかったりすると食いが悪くなりますので、丁寧に取り付けましょう。
エコギア ミノー 5-1/2 115 パール/スモークシルバーを基準として、イワシなどが回遊している場合はエコギア ミノー 5-1/2 168イワシをセレクトします。
また、エコギア 3Dジグヘッド #3/0 (21g)やエコギア ミノー 5-1/2 168イワシなどでも食いが悪いときや、その日の当たりカラーをより早く見つけることと共に、ヒラマサを飽きさせないように天候や塩の色などを見てエコギア ミノー 5-1/2 101 パールホワイト/ブルーパールバックなど、他に数種類のカラーを用意しておきます。
リーダー
リーダーはナイロン製で30~35LBもあれば十分です。
サンライン システムショックリーダー ナイロン 30LBは、比較的価格も安く強度もあるのでお勧め。
PEライン
ラインはDUEL エックスワイヤー 8辺りが、他のPEラインと比べて同じ太さで強度があるのでお勧めします。
このラインは2.0号で28LB有りますので、70cm程度のヒラマサには十分です。
ロッド
ロッドは軽くて粘りのあるロッドが良いです。
画像はダイワ モアザン ブランジーノ AGS 97LMLと言うシーバスロッドですが、軽くて一日中ロッドを振っていても疲れません。
70cmクラスのヒラマサを掛けると、思いっきりバットから曲がり、十二分に楽しめます。
その他、アンチダイワ派にはダイコー タイドマーク アルテサーノ エヴォルティア TMAES-96/08などもお勧め(笑)
※ダイコーは2014年で釣り具事業から撤退した為、現在販売されていません
大丸興業釣り具事業撤退のお知らせ
ダイコーのロッドは磯竿もそうですが、カッチリしていて張りが有り、なかなか使い心地が良いです。
リール
ロッドとのバランスを考え、一番お勧めできるのはシマノ 14 ステラ C3000
この釣りは一日中アクションを加える釣なので、ロッドと共にリールも軽いに越したことはありません。
その点シマノ 14 ステラ C3000は軽い上に最も信頼が置けるリールと言えると思います。
シマノ 14 ステラ C3000なんて高くて買えねぇ?!なんて方でも、シマノ 15 ツインパワー C3000程度は欲しい所です。
釣り方
釣り方はエコギア 3Dジグヘッド #3/0 (21g)にエコギア ミノー 5-1/2 115 パール/スモークシルバーなどを取り付けキャストします。
フォールして着底するか否かでアクションを付けます。
着底後、少しでも動きが悪かったりすると見切られてしまうことが多いです。
アクションは、ジグヘッドが画像のようにそこ付近を動くことをイメージして、ロッドのティップを小刻みに上下させるようにします。
アクションの間隔は1秒に2アクション程度。
ジグヘッドが浮いてしまうと、上層に居るイナダなどが食ってくる場合があります。
イナダが食ってくる場合はアクションが合ってないって事です。
まぁ、イナダでも釣れれば楽しいですが、狙うのはヒラマサですから、出来るだけジグヘッドが浮かないように、そして動きが止まらないようにアクションを加えます。
ヒットからランディング
ヒラマサはヒットすると一瞬根掛かりでもしたかのように重くなり、合わせた直後一気に根の方に向かって走ります。
手前(足元)に隠れ根や障害物が有る場合などは、一気に足元に向かって走るので、ラインテンションが無くなり一瞬ばらしたかと思う事もあります。
出来るだけラインテンションを緩めずヒラマサの走りについていく必要があります。
70cm以下のサイズなら、そんなに慌てなくてもロッドの弾力を活かして耐えれば直ぐに浮いてきます。
75cmを超えるサイズ辺りから、引きも強烈になり重さも出てくるので、走り出したらなかなか止まりません。
あわてずにロッドの弾力を最大限に活かしてロッドワークで魚の向きを変え耐えるしかありません。
また、ドラグの調整もお忘れなく!
ラインが出過ぎるとアッと言う間に根に入られ、逆に硬く締めすぎてしまうとラインブレイクに繋がります。
まぁ、大型がかかったら後は運を天に任せてってのも有りですけどね(笑)