アジ 胴突き仕掛け
ボート・船釣りでの小型のアジを釣る為の胴突き仕掛けになります。
大型のアジを釣る場合は、針・ハリス・幹糸を替えれば対応できます。
大型の場合は片天秤仕掛けの方がつれることがあります。

仕掛けの概略

秋口の小型のアジを狙う場合、魚がスレている時などは普通のサビキ仕掛けでは釣果が伸びないことがあります。
アタリは有るけど針がかりしない
■上げてくる途中で外れてしまう
など経験したことは無いでしょうか?
群れで泳いでいるアジは、コマセを振るとそれに狂ったように飛びつき、擬餌針であるサビキを餌と間違え針を加えるのですが、
活性が低い時などはいくらコマセを撒いても所詮擬餌針ですので釣果が伸びません。
そのような時はサビキに餌を付けるのも効果的ですが、胴突き仕掛けの方が釣果が伸びます。

エダスの縛り方はYoutubeに動画でアップしたので参考にしてください。
ハリスの縛り目を編みこみにして強度を増し、その上仕掛けが絡み難い縛り方です。

胴突き仕掛けの作り方全収録

道具

シマノ 早潮 30-210T使用する竿は、貸しボートで行くような水深40m以内の所なら、錘負荷30号程度で長さが2.1m程度の竿を使用します。
この程度の竿があれば、大型のアジ(40cmクラス)でも十分に使用できます。
左の画像はシマノ 早潮 30-210T
7000円程度の廉価版ですが、自重も120gと軽く、女性にや子供にも扱いやすい竿で、
ボートでやるアジ釣りに使用するにはこのクラスで十分です。


リールはカウンター付きの物が良いです。
魚探をお持ちならアジの棚(タナ)は殆どが底近くなので、道糸に1毎のマーキングが付いているものを使用すればカウンターは無くてもかまいません。
カウンターがなぜ必要かというと、アジの釣れるポイント(回遊ポイント)はほぼ決まっていますので、カウンター付きのリールで水深が計れれば釣れるポイントや深さを知る為の目安になるからです。
画像はダイワのタナセンサー 400
このクラスのものがボートでは使いやすいでしょう。
また、この手のリールはヒラメ釣りや他の釣りなどでも使用しますので、船釣りでの万能リールともいえます。


道糸は伸びの少ないPE素材のものがアタリが取りやすくてよいでしょう。
ナイロン素材の道糸は伸びるので小さいアタリが分かり難くなります。
ゴーセン メーターポイント船レジェンダリー 150m (1号〜3号)を、リールの適正巻き取り量に合わせて購入するようにします。
また、そんなに深い所に行かないのなら、リールに下巻きをしてから道糸を巻けばOKです。


餌はオキアミかイカを食紅で赤く染めたもの(赤タン)を使用します。
活性が悪いときはオキアミ、活性の高いときは餌持ちの良い赤タンを使用します。
オキアミは尻尾の第一間接を取り、背中側から針を沿わせるように刺し、オキアミが真っ直ぐになるようにします。
クロダイ浮き団子釣りの餌の付け方を参照
赤タンを使用するときは、5mm角程度に小さく切ったものを軽く針にさすだけでOKです。

つり方

■付け餌を付けたらコマセカゴの8分目程度にアミコマセを入れて仕掛けを投入します。
■アジの棚(タナ)は殆どの場合底近くですので、完全に仕掛けを着底させて糸ふけを巻き取ります。
■軽く竿を煽りコマセを出してアタリを待ちます。
アタリが無ければ誘いを入れます。誘い方はその時の魚の活性により変わります。
経験上、活性が良い時は置き竿にしていても釣れますが、誘いを入れると入れないとでは釣果に差が出ます。
【通常時】
仕掛けを着底させて糸ふけを取ったら軽く竿を煽り(2m程度)アタリを待ちます。
しばらくアタリが無かったらもう一度軽く竿を煽り、竿を倒すと同時に煽った分道糸を巻き取ります。
3~4回繰り返してもアタリが無い場合は仕掛けを回収し、餌を付けなおしてコマセを詰めて再投入します。
【食いが渋い時】
仕掛けを着底させて糸ふけを取ったら、カワハギのタタキ釣りのように竿先を小刻みに動かしながらコマセを振ると同時に錘で軽く底を叩き、アタリを待ちます。
3~4回繰り返してもアタリが無い場合は仕掛けを回収し、餌を付けなおしてコマセを詰めて再投入します。
食いが渋いときはかなりの効果が有ります。

ポイント

アジが居る場所は、回りに障害物の有る潮通しの良い場所になります。
海底にが有る所の周りや、水深が急に落ち込むところなどがポイントとなります。
活性の低いときなどはポイントから5m離れただけで釣れなくなる場合も多々有ります。

HONDEX GPS魚探 PS-511CN
HONDEX GPS魚探 PS-511CN
魚探が有れば沈み根周りや障害物などの有るアジの回遊しそうなポイントを探すのに役立ちます。
画像はHONDEX GPS魚探 PS-511CNで、乾電池(単三乾電池8本)で8時間使用できる上にGPS内臓ですのでポイントを覚えたり次回行くときの目安にも出来るので、レンタルボートやプレジャーボートでのアジ釣りに役立ちます。
ワシもレンタルボート用に同じ物を持っていますが、操作は簡単で感度もそこそこ良いので重宝しています。
ネットで購入する方は注意点として、ワシの経験上ナチュラムだけは絶対にやめた方が良いです。
ナチュラムの商品は不良品が多く、もし不幸にも不良品が届いてしまった場合、ナチュラムの対応は酷いです。
開封して少しでも使用したものなら交換対応はしてくれませんし、返金もしてくれません。
修理のみの対応となり、その修理も1ヶ月は掛かります。
ここでリンクしているのは海遊社さんと言うマリン用品を専門に扱っているショップで、店員さんの対応も迅速丁寧で信頼できます。
ナチュラムとは違い、熱海にちゃんとお店も構えてますしね!

自作振動子取付パイプ
自作振動子取付パイプ
レンタルボートの場合、魚探の振動子の取り付けに苦労する場合が多々あります。
そう思い振動子取り付けポールを自作しました
かなりしっかり取り付けられ、脱着もワンタッチで行えるのでかなり便利です。
欠点は、クランプ部に使用した儀助 クイックリリースバークランプ 200mmのバーが鋼鉄なので錆びやすいので、使用後は毎回綺麗に拭いてマシンオイルやシリコンスプレーを湿布しなければアッと言う間に錆びるという事ぐらい。
電動ドリルは必要ですが、自分で作ってみようと言う方の参考になればと思います。
資金に余裕のある方は1万円程度で購入できますので、振動子取付金具 万能パイプBP10 HONDEX用等を購入すればよいと思います。

と、後半はナチュラムへのクレームと批判になってしまいましたが、皆さん、良い釣りを♪ f^^;
アジの料理レシピはこちら
カルパッチョ、干物、タタキ、骨せんべいなど

アジ 胴付き仕掛けhttps://www.fish-trap.net/wp/wp-content/uploads/2008/09/aji-doutuki.jpghttps://www.fish-trap.net/wp/wp-content/uploads/2008/09/aji-doutuki-150x150.jpgJUNアジ 仕掛け船釣りアジ釣り,ボート,仕掛け,海釣,胴突き仕掛,船釣り,誘い方,走水,釣,釣り方ボート・船釣りでの小型のアジを釣る為の胴突き仕掛けになります。 大型のアジを釣る場合は、針・ハリス・幹糸を替えれば対応できます。 大型の場合は片天秤仕掛けの方がつれることがあります。 仕掛けの概略 秋口の小型のアジを狙う場合、魚がスレている時などは普通のサビキ仕掛けでは釣果が伸びないことがあります。 ■アタリは有るけど針がかりしない ■上げてくる途中で外れてしまう など経験したことは無いでしょうか? 群れで泳いでいるアジは、コマセを振るとそれに狂ったように飛びつき、擬餌針であるサビキを餌と間違え針を加えるのですが、 活性が低い時などはいくらコマセを撒いても所詮擬餌針ですので釣果が伸びません。 そのような時はサビキに餌を付けるのも効果的ですが、胴突き仕掛けの方が釣果が伸びます。 エダスの縛り方はYoutubeに動画でアップしたので参考にしてください。 ハリスの縛り目を編みこみにして強度を増し、その上仕掛けが絡み難い縛り方です。 胴突き仕掛けの作り方全収録 道具 使用する竿は、貸しボートで行くような水深40m以内の所なら、錘負荷30号程度で長さが2.1m程度の竿を使用します。 この程度の竿があれば、大型のアジ(40cmクラス)でも十分に使用できます。 左の画像はシマノ 早潮 30-210T 7000円程度の廉価版ですが、自重も120gと軽く、女性にや子供にも扱いやすい竿で、 ボートでやるアジ釣りに使用するにはこのクラスで十分です。 リールはカウンター付きの物が良いです。 魚探をお持ちならアジの棚(タナ)は殆どが底近くなので、道糸に1毎のマーキングが付いているものを使用すればカウンターは無くてもかまいません。 カウンターがなぜ必要かというと、アジの釣れるポイント(回遊ポイント)はほぼ決まっていますので、カウンター付きのリールで水深が計れれば釣れるポイントや深さを知る為の目安になるからです。 画像はダイワのタナセンサー 400 このクラスのものがボートでは使いやすいでしょう。 また、この手のリールはヒラメ釣りや他の釣りなどでも使用しますので、船釣りでの万能リールともいえます。 道糸は伸びの少ないPE素材のものがアタリが取りやすくてよいでしょう。 ナイロン素材の道糸は伸びるので小さいアタリが分かり難くなります。 ゴーセン メーターポイント船レジェンダリー 150m (1号〜3号)を、リールの適正巻き取り量に合わせて購入するようにします。 また、そんなに深い所に行かないのなら、リールに下巻きをしてから道糸を巻けばOKです。 餌 餌はオキアミかイカを食紅で赤く染めたもの(赤タン)を使用します。 活性が悪いときはオキアミ、活性の高いときは餌持ちの良い赤タンを使用します。 オキアミは尻尾の第一間接を取り、背中側から針を沿わせるように刺し、オキアミが真っ直ぐになるようにします。 (クロダイ浮き団子釣りの餌の付け方を参照) 赤タンを使用するときは、5mm角程度に小さく切ったものを軽く針にさすだけでOKです。 つり方 ■付け餌を付けたらコマセカゴの8分目程度にアミコマセを入れて仕掛けを投入します。 ■アジの棚(タナ)は殆どの場合底近くですので、完全に仕掛けを着底させて糸ふけを巻き取ります。 ■軽く竿を煽りコマセを出してアタリを待ちます。 アタリが無ければ誘いを入れます。誘い方はその時の魚の活性により変わります。 経験上、活性が良い時は置き竿にしていても釣れますが、誘いを入れると入れないとでは釣果に差が出ます。 【通常時】 仕掛けを着底させて糸ふけを取ったら軽く竿を煽り(2m程度)アタリを待ちます。 しばらくアタリが無かったらもう一度軽く竿を煽り、竿を倒すと同時に煽った分道糸を巻き取ります。 3~4回繰り返してもアタリが無い場合は仕掛けを回収し、餌を付けなおしてコマセを詰めて再投入します。 【食いが渋い時】 仕掛けを着底させて糸ふけを取ったら、カワハギのタタキ釣りのように竿先を小刻みに動かしながらコマセを振ると同時に錘で軽く底を叩き、アタリを待ちます。 3~4回繰り返してもアタリが無い場合は仕掛けを回収し、餌を付けなおしてコマセを詰めて再投入します。 食いが渋いときはかなりの効果が有ります。 ポイント アジが居る場所は、回りに障害物の有る潮通しの良い場所になります。 海底に根が有る所の周りや、水深が急に落ち込むところなどがポイントとなります。 活性の低いときなどはポイントから5m離れただけで釣れなくなる場合も多々有ります。 魚探が有れば沈み根周りや障害物などの有るアジの回遊しそうなポイントを探すのに役立ちます。 画像はHONDEX GPS魚探 PS-511CNで、乾電池(単三乾電池8本)で8時間使用できる上にGPS内臓ですのでポイントを覚えたり次回行くときの目安にも出来るので、レンタルボートやプレジャーボートでのアジ釣りに役立ちます。 ワシもレンタルボート用に同じ物を持っていますが、操作は簡単で感度もそこそこ良いので重宝しています。 ネットで購入する方は注意点として、ワシの経験上ナチュラムだけは絶対にやめた方が良いです。 ナチュラムの商品は不良品が多く、もし不幸にも不良品が届いてしまった場合、ナチュラムの対応は酷いです。 開封して少しでも使用したものなら交換対応はしてくれませんし、返金もしてくれません。 修理のみの対応となり、その修理も1ヶ月は掛かります。 ここでリンクしているのは海遊社さんと言うマリン用品を専門に扱っているショップで、店員さんの対応も迅速丁寧で信頼できます。 ナチュラムとは違い、熱海にちゃんとお店も構えてますしね! レンタルボートの場合、魚探の振動子の取り付けに苦労する場合が多々あります。 そう思い振動子取り付けポールを自作しました かなりしっかり取り付けられ、脱着もワンタッチで行えるのでかなり便利です。 欠点は、クランプ部に使用した儀助 クイックリリースバークランプ 200mmのバーが鋼鉄なので錆びやすいので、使用後は毎回綺麗に拭いてマシンオイルやシリコンスプレーを湿布しなければアッと言う間に錆びるという事ぐらい。 電動ドリルは必要ですが、自分で作ってみようと言う方の参考になればと思います。 資金に余裕のある方は1万円程度で購入できますので、振動子取付金具 万能パイプBP10 HONDEX用等を購入すればよいと思います。 と、後半はナチュラムへのクレームと批判になってしまいましたが、皆さん、良い釣りを♪ f^^; アジの料理レシピはこちら カルパッチョ、干物、タタキ、骨せんべいなど海釣り、渓流釣り、ルアーや浮きフカセ釣り、船釣りなどあらゆる釣りの仕掛け集